目次
皮をむいたリンゴが赤く変色する理由
「々」って漢字?なんて読むの?
床屋さんにあるシマ模様の目印は何?
魔法瓶に入れたお湯が冷めない理由
カビの生えたチーズがなぜ食べれる?
ホテルになぜ聖書がある?
自転車にも飲酒運転は適用?
日曜日は週末?
飛行機にも制限速度がある
タクシーの深夜割増って?
泥棒の被害が多い曜日は?
メールの@マークはなにもの?
カラオケで高得点を出すには
静電気の防ぎ方は?
床屋さんにあるシマ模様の目印は何?
床屋さんの前には、なぜかあたり前のように、赤と青と白のシマシマ模様の丸い柱がクルクル回っています。あの目印を見るとすぐに「あ、あの店は床屋さんなんだ」とわかるすぐれもの?です。ではいったいあの目印はどういう意味があるのでしょうか?
あの床屋さんの前でクルクル回っている目印は、バーバー・ポールとかサイン・ポールと呼ばれています。
もともと、ヨーロッパでは、お医者さんが、町の人の髪の毛やヒゲの手入れもしていたのです。お医者さんは、教会の手伝いとして、けがをした人の手術を行なっていたのですが、衛生上の知識もあり、刃物も上手に扱えることから、そのうち床屋さんも兼ねて行なうようになったのです。
バーバー・ポールは、もともとお医者さんが治療に使用していたbarber-surgeon's pole(理容外科医の棒)と呼ばれる赤い棒を治療が終わった後、傷口に巻いた包帯と一緒に店の軒先に干していたところ、風に吹かれてその包帯が棒にクルクルに巻き付き、その赤い棒に白い包帯が巻き付いた様がバーバー・ポールの原形だと言われています。
それが、いまでは、お医者さんと床屋さんは別々に仕事を行なうようになり、お医者さんは赤白に、これに青を加えた赤、白、青のシマシマ模様は、床屋さんの目印として残っているということです。
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