魔法瓶に入れたお湯が冷めない理由

朝、魔法瓶に入れたお湯は、夕方になっても冷めない。キャンプなどに行くときにも、熱いお茶を魔法瓶に入れておけば、熱いままお茶を飲むことができる。逆に、冷たいお茶を入れていった場合も同じで、夕方になってもお茶を入れたときと同じ冷たいお茶を飲むことができる不思議な瓶なのである。

では、この不思議な魔法瓶の中は、どういう仕組みになっているのだろうか。魔法瓶は、1910年ころにデュアーという人が発明したもので、瓶の中はガラス瓶が二重になっていて、その間の空気を完全にシャットアウトした構造になっている。

そのため、空気のないところでは熱は伝わらないので、瓶の熱が外ににげたり、外の熱が瓶の中に伝わったりしない仕組みになっているのだ。また、瓶の内部に銀メッキをすることによって、より熱が外ににげないような工夫もされているのである。

しかし、魔法瓶は完全密閉というわけではないので、注ぎ口のあたりや、内部のガラス瓶を支えているところから、熱が少しずつ外へにげていってしまうため、あまり長時間になってしまうと、完全に最初と同じ温度というわけにはいかなくなってしまう。

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