チョウとガのちがいは?

おかしなもので、同じような姿をしていて、同じような色をしているのに、「チョウだ」と言われると「きれいだね」と思うのに対し「ガだ」と言われると「気持ち悪い」となってしまうのはどうしてなのだろう。

そもそも、チョウとガの違いはなんなのだろう?理科の本などには次のように書いてある。
① 昼に飛ぶのはチョウ、夜に飛ぶのはガ。
② 羽を閉じてとまるのはチョウ、羽を開いたままとまるのはガ。
③ 触覚の先がふくれているのはチョウ、先が細くなっているのはガ。

チョウ

だいたいは、これで判断はできるが、たまに、昼に飛んでいるガや、羽を開いたままとまるチョウもいるので注意が必要である。③については、日本にいるチョウとガの場合、今のところ全部にあてはまると言われているので、③で見分けるのが、一番いい方法である。

チョウとガは、もともと「りんしもく」というグループの同じ仲間であり、このグループの中でチョウと呼ばれているのは、全体の十分の一しかいない。というわけで、チョウはガの一部だ、といっても過言ではないのである。

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目次
チョウとガのちがいは?
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