目次
チョウとガのちがいは?
野生のキリンやシマウマは立ったまま眠る?
スカンクは自分のおならはくさくない?
ネコのひげを切ると歩けなくなる?
カメレオンはどうやって色をかえるのだろう?
サケはなぜ生まれた川に戻ってこれるの?
パンダやシマウマは毛を剃っても白黒?
動物園の熊も冬眠する?
猫はなぜ糞に砂をかける?
コゲた魚を食べるとガンになる?
パンダやシマウマは毛を剃っても白黒?
パンダやシマウマには、体毛に白と黒の模様があるが、毛を剃ってしまったらどうなのだろうか?やっぱりシマウマは白と黒のシマ模様のままなのだろうか?他にもヒョウやトラなどにも模様があるが、皮膚の色はどうなっているのだろうか?
実際にパンダやシマウマの毛を剃ってみると、パンダの皮膚はピンクっぽい色で、シマウマは灰色であった。人間も髪の毛は黒いが、肌の色は黒くない。年をとって白髪になっても、皮膚の色は変わらない、それと同じだということである。
毛の色は、毛の毛根にある色素細胞で決まるものである。だから、皮膚の色と毛の色とは、全く関係がないものなのである。では、なぜシマ模様や、はんてん模様の動物がいるのどろうか?
このシマ模様や、はんてん模様は、保護色というものであり、身の安全を守るために、敵にみつからないようにしたり、獲物に気づかれないようにしたりするために、周りの色に合わせて模様が決まっている。
例えば、シマウマの場合は、林の木立のなかでは木立にまぎれてしまう。パンダも、中国の奥地で、雪が積もったり、解けたりしたときの、山肌の様子にとけ込んでしまうように白と黒の模様なのである。
スポンサードリンク