スカンクは自分のおならはくさくない?

スカンクは、イタチのなかまで、ネコくらいの大きさで、北アメリカに多くすんでいる動物である。動物園で見たことがある人はわかると思うが、毛がふさふさしていて、かわいい動物である。

スカンク

鋭いきばもなく、強いつめもない。おとなしいし、どちらかといえばのろのろしている。そんなかわいいスカンクだが、唯一敵から身を守る武器として、強烈なおならをもっている。

スカンクは、敵にあうと後ろ向きになり、おしりを高く上げて、強烈なおならをふきかける。しかし、このおなら、本当はおならではないのだ。スカンクの肛門には、においが入った袋が付いていて、敵が現れるとすぐにふきかけることができるのである。

うっかり、おならをかけられてしまうと、目や鼻にしみる強烈なにおいで、一ヵ月くらいは消えない強烈なにおいなのである。

さて、このスカンクの強烈なおならだが、自分では臭くないのだろうか?結論を言うと、くさくないのである。スカンクにとっては、そのにおいで、仲間かどうかを判断するためのものでもあり、逆に、味方である証拠のにおいなので、むしろいいにおいなのかもしれない。

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目次
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