母の日にカーネーションを贈る理由

母の日といえば、5月の第2日曜日。母の日が近くなってくると、近所のお花屋さん、スーパーなどの店頭にもお母さんへのプレゼントとして、たくさんのカーネーションが並びはじめる。

カーネーション

なぜ、5月の第2日曜日は母の日で、お母さんにカーネーションを贈るのだろうか?

1905年5月9日に、アメリカのアンナ・ジャービスという女の人の母親が亡くなりました。彼女は亡くなった母親をしのぶために、教会にたくさんの白いカーネーションを持ってきました。それが母の日の始まりだとされています。

キリスト教では、カーネーションは母親が落とした涙のあとに生えた花だといわれ、母親の愛情を表すものだと考えられています。

このジャービスさんにならって、母親を亡くした子は白いカーネーションを、母親のいる子は赤いカーネーションを胸に飾るようようになっていったのである。

そして後の1914年、その時のアメリカ大統領だったウィルソンが、5月の第2日曜日を母の日と制定したのである。

この習慣が日本にも伝わってきて、現在では、カーネーションを胸に飾るという習慣が、いつしか母親にプレゼントするという習慣に変わったのである。

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