親知らずの由来

親知らずは口の中の上下の歯列の中で最も奥にある歯のことであり、専門的には下顎第三大臼歯(かがくだいさんだいきゅうし)および、上顎第三大臼歯(じょうがくだいさんだいきゅうし)と呼ばれている。

親知らず生えてきた?

生えるときに痛んだり、生えてくる際、隣の歯を圧迫して大変つらい思いをして歯医者さんで抜歯してもらったという経験のある人も少なくないのでは。

そんな親知らずだが、この言葉の由来にはふたつあって、ひとつは、親が子供の歯に関心をもたなくなってから生えてくる歯だからという説と、親が亡くなってから子供の歯に生えてくるからという説がある。

後者については、人生50年といわれていた昔、親知らずが生えてくる20歳前後では、親はすでに他界している場合が多かったために有力と考えられた。

親知らずは上下2本ずつあり、人によっては生えたり生えなかったりするが、もともと固い木の実や火を通していない生肉などを食べていた原始時代の頃に必要とされていた歯である。

現在は柔らかい食べ物を食べるようになったために、あごの形が小さくなり、親知らずが生えるスペースがなくなってきたため、隣の歯を圧迫したり、おかしな向きで生えてきたりと、厄介者になってしまったのである。

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目次
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